金銭価値推察

導入

  サヴァイヴは漂流物語なので、コロニーでの生活はほとんどわかりません。

  しかし、1話冒頭では苦学生ルナがカードの残金を気にするシーンが見られます。

  27話では、ハワードパパが息子のために巨額の懸賞金をかけていました。

  現在に当てはめると、いくらになるのでしょうか?

  気になる金銭価値について推察します。



推察

  早速、本編からわかる事柄を挙げたいのですが…

  お金に関するシーンは、前述の1話と27話だけ。

  しかも、ハワードの懸賞金は世間離れしているので参考になりません。

  ということで、ルナの残金から考えてみます。


  1話のルナを見る限り、サヴァイヴ世界の通貨は電子マネー。

  通貨単位は「ダール」

  記号は「D」に横線が2本入っています。

  ルナのIDカードには「ROCACITY BANK」と表示されています。

  ということは、15ダールは単なる所持金ではなく、生活費の全てと考えられます。


  カードの残金表示を見たところ、せいぜい5・6桁しか表示できない様子。

  10000(1万)ダール程度が限度額でしょうか。

  日本円で一般的な限度額は1000万円。

  「1万ダール:1000万円=1ダール:1000円」という式ができます。

  ルナの残金は15ダールなので、1000円×15で15000円。

  ただ、これだけでは仮定が多すぎて結果に不安が残るので、違う視点からも考えてみます。


  「残金15ダールです」というメッセージを聞いて、ルナはエアタクシーを諦めました。

  「今月も厳しいなぁ」というルナの言葉から、15ダールが生活費として少ないことがわかります。

  ちなみに、学費はハワード財団からの奨学金があるので、考えないものとします。

  予想される日本円との交換価値はこのくらい↓

   A 1ダール=100円の場合、残金1500円
   B 1ダール=1000円の場合、残金15000円
   C 1ダール=10000円の場合、残金150000円

  中学生1人(とロボットペット)の生活費1ヶ月分と考えた時、

  Aの残金1500円は…いくらなんでも少なすぎます。

  Cの残金150000円あれば、短距離のタクシー料金ぐらいは払えそうです。

  よって、Bが妥当と思われます。



結論

  2つの推察の結果、「1ダール=1000円」となりました。

  これにより、ルナの残金15ダールはおそらく15000円。

  引越しで出費が多かったのでしょう。質素な食事にも納得です。

  そして、ハワードにかけられた懸賞金3000万ダールはおそらく300億円。

  ハワードパパの溺愛ぶりが感じられます(笑)

  単純計算で確証もありませんが、参考になれば幸いです。