アダムの星の文字解読
文字対応表
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はじめに
メモリアルブック(p.128)で明かされた、アダムの星の文字対応設定。
アニメに登場するほとんどの文字は適当な羅列ですが、中には意味を持つものもあるとのこと。
これはぜひ知りたい!
というわけで、調べてみました。
意味が読み取れたのは、全部で9シーン。
羅列に単語が交じっているもの・ただの羅列等は、別ページでまとめています。 →
番外編
では、感想を交えつつ、順番にご紹介します。
お魚
初めて意味のあるアダムの星の文字が登場するのは、24話。
東の森の遺跡の、天井に記された文字です。
しかし、24話では暗くて確認しにくいので、25話の緑に光る方がオススメです。
アダムが「ニメタノイラミノ アルドゥラムギェット」と呟き、遺跡の操縦室が出現するシーン。
文字が円形に並んでいて、どこから読めばいいか迷いますが、これは上の方にあるBから始まっています。
横書きで再現すると、こんな感じ↓
解読すると「
BURIJANAKUTEKATUODESUYON
」となります。
つまり「ブリじゃなくてカツオですよん」と光っているわけです。
アニメの内容関係なし!(笑)
てっきり「未来のために」的なものだと思ってました。
カツオがサバ科であることを考えると、このネタは「サヴァイヴ→サバ」を意識?
語尾もくだけてて面白いです。
監督
次はメモリアルブックでも紹介されていた、遺跡の通信機のイコライザーの文字。
脱獄囚とのやり取りに使われたもので、25・26・28・31話で見ることができます。
シンプルなので確認しやすいし、心なしかアルファベットの原型に近い感じもします。
解読すると「
Y YANO
」となります。
これは無人惑星サヴァイヴの監督「矢野雄一郎」さんが由来のようです。
スタッフの方のさりげないお遊びですね。
まさかのパスワード
このシーンは、解読した時笑ってしまいました。
42話、サブテラフォーミングマシン内部の床にある文字。
ルナが手をかざすとピンクに光って、階段が現れるところです。
-
-
「
AKELO-B
OKE-AHO
」
横棒で区切って読むと…「あけろ-ぼけ-あほ」。
まさかこんなひどいパスワードだったとは(笑)
最後のケースからもわかるんですが、基本的に解読されることは考えられてないみたいです。
謎の提案
続いて42話。アダムのために、悪性ナノを良性に変換するシーンで、画面に表示される文字です。
-
「
DAMEYO-KIMIKINQ
TABET
UNKBNL
TABETALA
」
「だめよ-きみきんきゅー
たべ
??????
たべたら」
一部羅列が交じっています。
君緊急って、アダムのことでしょうか。
ウイルスナノの説明部分に「食べたら」なんて表示されてますが…遠慮したいです(笑)
ウイルスナノの見た目
これも42話。先ほどの続きの画面。
-
-
「
KINQ MIMIZU
YO-NE-ZI
」
「きんきゅー みみず
よ-ね-じ」
上段はメモリアルブックにも載っている通り。下段は小さいのであやふやです。
「よ・ね・じ」と読めるような気がしますが、意味はよくわかりません。
緊急ミミズ…なんだか、良性ナノになってからの方が、よりミミズっぽくなってます。
コンプリート
さらに42話。変換完了の画面。
「
PROGRAM COMPLETED
SENDING
」
これはそのまま英語なので、訳すと「プログラムが完成しました。発信してください。」って感じでしょうか。
SENDINGは結構読みやすいと思います。
42話はアダムの星の文字がたくさん出てくるので、解読しがいがありました。
余談ですが、この文字って星の名前からすれば「サヴァイヴ語」?
でも星の名前は最終回でつけられたわけで…
元々住んでいたアダムの仲間は、惑星サヴァイヴをなんと呼んでいたのか、永遠の謎です。
とはいえ、そもそも「サヴァイヴ」は、星の人々がコンピュータに命名した既存の単語なので、
ルナ達がそう呼んでも差し支えなさそうですが。
警告
49話、重力嵐発見時の画面も、わかりやすい表示です。
「
WARNING
」
訳すと「警告」ですね。
AとRが曲者ですが、このシーンで文字の秘密に気づいた人もいるかもしれません。
意味を予想しやすいので。
完了
50話、これは羅列が多くてわかりにくいですが、サヴァイヴが重力波の乱れを分析するシーン。
右下に大きめに表示されている文字があります。
「
COMPLETEDN
」
訳すと「完了」です。
この後もアダムの星の文字はたくさん出てきますが、意味のある言葉はこのシーンが最後です。
彼女募集中
本来なら上記8シーンで終わりですが、長文読解できたものがありますので、おまけでご紹介します。
これはかなり発見しにくい上、読みにくいのですが、一番笑いました。
描いた方も、まさか私のような物好きが解読するとは思ってなかったのでしょう。
偶然「LOVE」の文字を見つけて、辿っていくと文章になっていて驚きました。
49話終盤、シンゴ・チャコ・タコがサンプルを分析するシーン。
チャコが「千年前のサンプルだけ、結晶構造が違う。」と言っている時の、分析画面に注目します。
チャコが見ている裏側から画面を見る形になっているので、文字は反転しています。
全部で10行。そのうち4行目までは、2行目に「STONE」とか一部読めるのみで、他はよくわかりません。
ただ、5行目から意味のある文章になっています。
「
I LOVE NAOMI
KANOJO GA HOSI
I NOW MAJIDE
DAREKA SYOUKAI
SITE QORE HA S
EIJYOH NARIYOH
」
変なところで改行されてますが、解読すると、
「I LOVE ナオミ。彼女がほしい。NOW。マジで。誰か紹介して。これはせいじょーなりよー。」
と、切実な訴えになります(笑)
…ナオミって誰やねん!なんで語尾がコロ助やねん!
色々ツッコミどころありすぎです。
こんな文章を、シンゴ達が真剣な表情で見ているので、よけいに笑いがこみあげてきます。
放送当時から随分経ちましたが、これを描いた人は、彼女できたんでしょうか?
おわりに
アダムの星の文字がアルファベットに準じていたとは、メモリアルブックを読むまで気づきませんでした。
今回初めて、細かくチェックをしました。
やってみた方(いらっしゃるでしょうか?)はわかると思うんですが、いちいち文字対応表と照らし合わせて
解読したら、めっちゃ時間かかります。
なので早々に文字対応表を暗記して、見ただけで読めるようにしました。
今はもう忘れましたが、ここに載せた以外にも20シーンぐらいあったので、しばらく読み書きが完璧に(笑)
すごくはっきり映っているのに意味のない羅列だったり、逆に小さい文字に意味があったり。
特にCDG・AV・IY・KNTUZ・OPQS等は小さくなると見分けがつきません。
むしろ書き分け自体微妙で、どう見てもQの文字が、文脈から考えるとOだったり。
AとVは何故かアルファベットの形と逆で、惑わされます。
しかし、こういう遊びは大好きなので、これだけでメモリアルブックの価値があるなぁと思いました♪
暗号を解く感じで楽しかったです^^